スエズ運河座礁事故 どうなる?

現地時間で23日午前4時ごろに発生したコンテナ船の座礁は、この記事を書いている今でも(3月28日朝)続いている。

 

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記事を見ればわかるが、横幅300mの運河に引っかかる形で長さ400mのコンテナ船が引っかかった形になっている。

長さ400mといえば新幹線の全長とほぼ同じ長さ。ひょえー。

コンテナ船は積荷が多いため重く、離礁させるのが難しいようだ。離礁の方法は船がめり込んでいる土砂を取り除き、タグボートで引っ張るようだ。海面が最も高くなる大潮の本日が最良のタイミングだそうだ。

無事にうまくいけばいいが。。。この事故の影響でスエズ運河を通れない船舶250船が待機を強いられており、被害総額は1時間あたり約400億円だそうだ。ひょえー。

しかし、もしこのまま長引けば日本にはどのような影響があるのだろう。まずスエズ運河を利用していた船はアフリカ大陸の外を迂回して進むことになるが、この迂回の燃料費が運賃に跳ね上がると想定される。とすると、主に中東、ヨーロッパあたりから輸入される物の価格が上昇すると考えられる。パスタや原油価格上昇が伝えられているが、それだけには収まらないだろう。ただし、原油は他のルートでも仕入れていて影響は大きくはないということだ。

ニュース記事には出ていなかったが、チーズなどもヨーロッパから輸入されている印象があるので、それも高くなるのかな。

 

以上、スエズ運河の懸念点を書いてみた。日本は無論のこと、世界への影響も大きいので一刻も早い復旧を願っている。そして私は、価格高騰の懸念があるパスタ麺、ガソリンについて少し買い増ししておくことにしよう。