紀伊国屋ポイントカードに思うこと

少し前の話になるが、1月10日に大阪へ出張した時のこと、阪急梅田駅の近くにある紀伊国屋書店へ行き、本を買った。

本を買う時、レジのお兄さんが、「紀伊国屋ポイントカードを作りませんか?」と言ったので、なんとなく「はい」と答えると、カードを作ってくれた。その際、「使うにはwebで会員登録が必要です。詳しくはこれを読んでください」と言って、細長い冊子をくれた。

 

しかし、紀伊国屋の会員登録は、今現在もしていない。理由は、まず普段紀伊国屋には行かない。本を買うなら大半がAmazonで買う。行かないからカードを使う機会がない。

いつか使うかもしれないから会員登録でもすればよいという考えもあるが、登録すると、外出時にしれないと思いカードを用意することになる。しかし、こうやって何かやらないといけないことが増えるのがわずらわしい。

 

「とりあえず登録しておけば、本を買ったときにポイントが貯まるしいいのではないか。」という人もいるだろう。冊子を読むと、100円で1ポイントのレートだそうだ。しかし、めったに行かない私は、そこにメリットを感じない。

 

どこかの社長が(たしかニトリだったかな・・・)人にお得と感じさせるには、少なくとも10%は割引しないといけないと言っていたそうだ。この考えを当てはめると、100円で10ポイントだ。これならメリットを感じそうだ。しかし、現実は違う。

 

他のメリットはないのかと冊子を読むと、「あなただけの本棚が持てる」と書いてある。購入した本をネット上で、本棚に本を置くような感じで管理できるサービスのようだ。しかしこれも、紀伊国屋書店で購入したものだけならばあまりメリットを感じない。どうせなら、すべての本が登録できればいいのにと思う。ま、このようなサービスはアプリを探せばいくつか出てくるので、訴求ポイントにはならない。

 

ということで、紀伊国屋書店のポイントカードはこれからも会員登録しないだろう。様々なポイントカードがあふれる昨今、もう少し付加価値があるといいなと思った。